[開催レポ]働く社員応援講座!仕事生活向上術~その1

レポート

山口会場と下関会場で開催された「働く社員応援講座!仕事生活向上術」 (主催:山口県 企画運営:パインワークス)

という講座の報告です。

今回はWEBライター細川美緒がお届けします。

これからの未来を背負う若手~中堅社員のみなさんが対象、しかも、各会場豪華3本立て

 

  • 働き方改革時代のキャリアデザイン うさみ労務経営事務所 代表 宇佐美理世 先生(2会場共通)
  • 職場の人間関係向上術 coco-emi 代表 小林洋子 先生(山口会場)
  • 人材不足に打ち勝つ社員の職場定着支援 株式会社モンシェール 代表取締役 西村宏子 先生(下関会場)
  • ライフイベントと仕事の両立&お金 パインワークス 代表 千々松 葉子 (2会場共通)

 

なんだか濃いテーマばかりです。

 

まずは、うさみ労務経営事務所 代表 宇佐美理世先生のよる

~働き方改革時代のキャリアデザイン~

からスタートです!

 

 

働き方改革は自分には関係ない?

 

最近のニュースや新聞でよく聞く「働き方改革」

2019年4月から、働く事に関するさまざまな法律が改正されます。

 

それって雇う会社が考えることで、自分達には関係ないと思っていませんか?

 

実は働く人すべてに関係がある事なんですよ

優しい口調できっぱりと言い切る宇佐美先生。

 

なんで働き方改革をするの?

 

2025年を境に総人口の3割以上が65歳以上になります

 

今後ますます人手不足の中、働く人を確保するために

色んなライフスタイルや働き方を認めていかないといけない。

そこで打ち出したのが、

「働き方」を「改革」すること、なんだそうです。

 

残業と有給休暇が変わる?!

 

いろいろな改正の中で、働く人にとって身近なところだと

残業時間上限ができる(1年間に残業できるのは720時間以内)

今までのようにいつまでも残業すること(残業させること)ができません。

 

■決められた日数の有給休暇を必ず取得すること

 

残業させるな、有給休暇もとらせろ?

そんなことすると全然仕事が回らないじゃないか!

と怒る経営者の方も実際いるとか。

 

働く側としても

残業代を当てにした給料で家計をやりくりしていると、

今まで通りの残業代が入ってこないなんてどうすればいいの?

という事にもなりますよね。

 

ライフもワークも充実させよう!

 

これから求められるのは、

労働時間が減っても生産性を上げて、効率よく仕事をすること。

 

残業時間が減り有給を取得して、働く時間が減ったとしても

生産性を上げ会社の利益を確保すれば、今のお給料は維持することができる。

むしろ今以上に利益をUPさせて、お給料もUPにつながるように

働き方を見直そうよ、というのが働き方改革の狙いのひとつ。

会社は利益がUPすると必ずその利益をお給料によって還元させてくれます

 

そのためには、

「男性だから」、「女性だから」の昔みたいな働き方ではなく、

みんなが「ライフ」の部分を充実させてこそ、

ワーク」も充実すると思ってほしい、と宇佐美先生。

 

例えば残業をくりあげて空いた時間を、

家族のために使ったり、

育児休業制度介護休業制度教育訓練給付制度

など数ある制度(こんなのあるってご存知ですか?)を

うまく利用して、自分のスキルアップに使ったり。

 

有給をとるために、

職場の誰もがその人のピンチヒッターになれるように

業務内容を共有して、フォローしあえる体制を作ればいい。

 

でも会社の体制だけではなく、個人の意識を改革させないと

何も変えることはできません!

 

だからまずは、

雇用保険に加入していることで使えるスキルアップの制度が様々にあることを知る

今までの当たり前の意識を変える

自分のライフを充実させる

そんなところから、アンテナをはってみるのはいかがでしょうか?

 

 

働く社員応援講座!仕事生活向上術レポートはこちら

その1 働き方改革時代のキャリアデザイン

その2 職場の人間関係向上術

その3 人材不足に打ち勝つ社員の職場定着支援

その4 ライフイベントと仕事の両立&お金